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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

乙女の淫情。其の二

◇手淫せずには居られない◇
淫情2-1
そのうち、家族もそんな惚けたような私を心配しはじめました。
父の言葉に、私は勢いづきました。何で、そんな事に気付かなかったのだろう。
(先生に会いたければ、診療所へ行けばいいんだわ。そうよ!)

早速、翌日から私の診療所通いがはじまりました。恋の病にかかっている以外は、
どこも悪くないので、副嶋は首をひねるばかりでした。
「おかしいなあ。ぼんやりして集中力がないて言うが、どこにも異常はないよ」
「でも、現に何も手につかないんです。私を見放さないで、先生!」

見れば見るほど、副嶋は素敵な男性でした。知的でハンサムで、それでいて少しも
冷たい処は感じさせず、人柄も誠実そうでした。
(これが初恋なのね。ダメ!こんなに近づいたら、私、失神しそう)

診察といっても、診療所にはたいした医療器具があった訳ではありません。
だから、もっぱら問診やら触診が主でしたが、この触診がまた私にとっては魅力でした。
胸をはだけ、聴診器を乳房にあてられると、心臓はパクパク、頭がフラフラしてどうしようも
ありませんでした。副嶋の如何にも器用そうな長い、暖かい指が肌に触れるだけで、
私はもう飛び上がりそうになりました。私は、ますます副嶋に夢中になりました。

(私、絶対、両想いになってやるわ。副嶋先生を、私だけのモノにしたい!)
そんな想いが日々、強まる一方でした。初めは無論プラトニックな想いだけでしたが、
やがて私の恋心ははっきりと肉欲を意識するようになったのです。

初オナニーを経験したのも、この頃でした。副嶋への思いが深まるにつれ、
自ずと性欲が亢進してきました。副嶋に抱かれたくて堪りませんでした。
さりとて、まだ私と彼の関係は医師と患者の域を出ておらず、
そんな願望が叶う筈もありません。

荒ぶる肉体を鎮める術は、オナニーしかありませんでした。布団に入っては、副嶋の面影を
思い浮かべながら、ショーツの中に手を入れる毎日でした。副嶋の端正な顔、
繊細な指を頭に思い描くとすぐに、ワレメがじっとりと湿り始めるのが常でした。

そうなると、もう火照った肉ビラを掻き回さずには居られなくなります。
「ああっ、せ、先生、先生、もっと、もっと擦ってェ!」
しっかり目を閉じれば、そこはもう大いなる想像、妄想の世界でした。

 
淫情2-2
私は、いまワレメを触っているのは副嶋なのだ、と簡単に自己暗示することが出来ました。
いつか、この妄想を現実のものにしてやると念じつつ、私は懸命に指を使っていました。
しなやかな副嶋の指が、イヤらしく私の肉を這いずっている、欲情に駆られてこね回している・・・
そう空想しただけで、欲望は空気を入れすぎた風船のごとく膨らんできます。

「あうーっ、せ、先生ったら、そ、そんな処に指を入れちゃあダメーっ」
グニグニとワレメを攪拌したあとで、こんどは指を束にして膣口にあてがいます。
そして、グイッと指を推し進めるのです。と、目映いばかりの閃光が瞼を射り、
「アククククーッ、え、えげつないーっ、き、気持ちいいわァッ」

痛烈な快美に、私は背筋をエビ反らせずにはいられませんでした。
タンポンなど無い時代です。初めのうちは、恐ろしくて一本でさえ指を膣に入れる事など
できませんでしたが、一度勇気を出して試してみたら、病み付きに成って了いました。

私にとって、己の指の束は副嶋のペニスを投影したものでした。私の頭の中は、
副嶋と結合している図で一杯でした。本物の副嶋の股間などもちろん見た事も
ありませんでしたが、旺盛な想像力は実体験などモノともしなかったのです。
(私は、副嶋先生に犯されているんだわ、彼のごつごつして、
 太くて長くてどう猛なオチンチンに・・・
 足を抱えられて、グサグサ突き立てられているんだわっ)

淫らな想像を逞しくしながら、グリグリと膣を指の束でこねくり回すと、
グングン快感が上昇してきます。若い性欲は、弾けるのも性急でした。
「あひーっ、奥まで一杯に埋まってるゥ!先生、私、私、もうっ・・・」

ズキズキと下っ腹が疼き立ち、私はもう堪えることができません。指の蠢きに負け、
大きな快美の塊が子宮を弾き飛ばさんばかりにして炸裂したのです。
欲情が爆発してしまうと、虚しさが襲い掛かって来るのもまた何時もの事でした。
虚しい、一人悦がりなオナニーなんか虚しいだけだ・・・

(早く、副嶋先生を私のモノにしたい。うかうかしていると、誰かに取られちゃう)
副嶋への思いとともに私を苦しめたのは、焦りでした。私は持てる限りの情報網で
副嶋のことを調べてみましたが、彼はもう二十八歳。ちらほら見合いの話も有ったようです。

出身校は東京のT医大で、実家はS県にありました。開業医を営んでいる父親は
副嶋に実家に戻ってもらい、後を継いでほしい意向でした。
淫情2-3
(下手をしたら、副嶋先生、この町を出ていっちゃうかもしれないわ。それに・・・)
不安材料は、それだけでに止まりませんでした。この町における副嶋の評判は申し分なく、
特に若い女性のあいだでは彼の人気は絶大でした。副嶋にモーションをかけている女性は、
一人や二人ではない、と言う噂を耳にして、私の焦りはピークに達していました。

偽りの病院通いを続けるうち、私もそこそこ副嶋と親しく成ってはいましたが、いまだ告白の
勇気は持てませんでした。気持ちは焦るばかりだったのですが、そこは男性経験の無い
女学生のこと、行動が伴わなかったのです。

とはいえ、副嶋に関する不穏な噂は私を不安にさせるばかりでした。まだ告白する勇気は
ありませんでしたが、予防線は張っておかなかればならない、と私は思いました。
(何とか、副嶋先生に悪い虫が付かない様にする方法はないものかしら)

考えた末、私はある男の子を利用する事にしました。その頃、私には長い付き合いの
幼馴染がいました。彼は私と同い年、岡本学(仮名)と言う地元の高校生でした。
(あいつなら、私の言うことは何でも聞く。学を虫除けにしよう)
はっきりと口にはしませんでしたが、私は学ぶの私に対する気持ちが判っていました。
彼は、小さいときから私のことが好きだったのです。

恋心とは、時として人を残酷にするものです。私もこの恋を成就させるためなら、
手段を選ぶつもりはありませんでした。私への学ぶの思いを知りながら、
冷酷にも私は学ぶの気持ちを逆手に取ったのです。学は、私の言うなりでした。

もともと、生まれたときから思い通りに成らなかったことは何一つない、
お姫様気質の私でした。初恋の場面にあって、私の我侭は最高潮を迎えたのです。

「とにかく、副嶋先生に近づく女はすべて排除して、どんな手を使ってでも!」
私が命令すると、学は不承不承といった顔で頷きました。
「学ぶだけが、頼りなんだからね。お願い。私の一生のお願いよ。頼んだわよ」
「・・・判ったよ。澄子。オレ、出来る限り副嶋先生を見張ってる」

私は、一安心しました。学は、やると言ったら必ず遣ってくれる男でした。
  1. 純愛ポルノ
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プロフィール

アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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