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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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昭和のメルヘン・ゆびさきの詩(うた)。其の六

◇指の生命(Ⅲ)
名称未設定 1363
志津子も、今宵初めて触れた肩と肩の感触に女心を燃やして、
男の積極的な愛情を心待ちし興奮状態で有る、
抱かれたいと思う心の疼きが志津子の心の何処かでくすぶっている。

女の性へ目覚めた肉体が求める欲望は幼く未知で有っても
官能の燃え上がりに変わりは無く、男の持つ男独特の体臭が嫌が上にも
志津子を煽って何時も泊り客に寄って見せ付けられていた。
痴態を思い浮べて彼女の身体は熱く成って居た。

目眩む様な想いに呼吸を弾ませて、
ものも言わず辰雄の膝に縋りつき顔を擦り付けた。
雛鳥の震えにも似た志津子の戦慄が辰雄の膝にデリケートな感覚を伝えて、
同じ想いの極に達した陰と陽は口説きも口説かれもせず、相寄った。

「志津ちゃん、顔をあげてご覧・・・ほら・・・」
辰雄の手が可愛い志津子の頬に掛かって、
持ち上げると志津子は目を瞑って仰向く。

荒々しい男の手が乙女の頬を、挟みつける様にかき抱いて
激しく口を合わせ志津子も自然に男の身体に自分を密着させて、
其の手が男の首に巻き付き、映画のヒロインの様に甘い切ない接吻をかわした。

男と女の交わりを未だ其の身に知らないだけに、接吻の感触だけで、
ひたむきな陶酔の中に浸りこんで、精魂を傾けて、縋りつき、
吾が船を男の中に渡したい衝動に駆られ、胸は疼き、心が慄くのだった。

クネクネと半身を擦り付けると、体の中に火照りが襲い掛かって来て、
むずがゆく官能が痺れて、ヌラヌラと濡れて行く。

純愛より発して一途に思い詰めるひた向きな志津子の欲求に
辰雄の理性の枠が一つ一つ崩れ去り、今はもう動物的欲望だけが
蠢いているが、「王者の貫禄」が名残を止め、
志津子の後頭部と腰だけを抱いて静かに横に成った。

 
指先の詩06
二人の吐息が陰、陽の電波の様に激しく空間に火花を散らしている。
「志津ちゃん、い・い・の・僕の・・ものになるの・・・」
掠れた声で言う辰雄は早くもせつなそうである。
「・・・・・」
何か言いたげに唇を少し曲げたが声に成らない事を目で訴えて
志津子は首筋まで赤くして辰雄の厚い胸に顔を埋めた。

柔らかい頭髪が乱れて男の心をくすぐり、唇が吸盤の様に
その膚に吸い付くと彼の彼の淫奔な悪魔が、
また休みも無く直接性器を攻める体勢へ持ち込んでゆく。

小柄な彼女を抱き上げるのにさして苦労は伴わない。
震える志津子を、確り抱き締めて布団の上へ横倒し、
改めて唇を貪りつつ圧し掛かっていった。

娘の性感は布団の重みで目覚めるとか。
志津子も辰雄による圧迫が、えも言われぬ快感と成って、
切なげな溜息が口をつく。

男の手が静かに動いて、彼女の帯をまさぐり解いて浴衣の裾を
大きく開いてたぐった。
薄物の下着が柔らかく、こんもり、丸く盛り上がった乳房を包んでいる。

その肩に食い入った紐を彼女が身をよじって、
外すくねりが大きなうねりを波の様に伝えてくる。
志津子は処女の本能からか、男の動きに慄き乍ら身悶えする。

辰雄の右手が、裾の方から手荒くたぐり上げて無理に頭の方へ
脱がせてしまうと、白い肌に乳房の谷間がくっきりと臍に延び、
その下に黒々としたデルタの森を、と男の指がくまなく、
探って這い回ると彼女はくすぐったさが快感を呼んで、
「お兄様・・・た・・す・・け・・て・・」男の身体へしがみついて、呻いた。
画像 486
弱々しい志津子の身体の何処に、この様な振り絞る
様な情熱が、潜んでいたのだろう。
全身で縋りつき、吸い付いて、絡んで来る。
柔らかなすべすべした肉体は軟骨動物の様に、
総ての部分で男の皮膚に吸い付いて来る。

いよいよ感極まった辰雄は、たまりかねて、片手で
自分のパンツを押し下げて脱ぐとハヤる男根を
瞬間に放置した侭、指の動きも妖しく、
柔らかい恥毛を掻き分け、小指の先程に固く成って
飛び出した淫核を、人差し指と薬指で軽く揉み、
中指を伸ばして割れ目を軽く撫で下ろすと
志津子は、ぎくつと身を震わしたが、
すぐ下腹部を大きく膨らまして、のたうった。

辰雄の手は特殊な生き物の様に手の腹で
恥毛に刺激を与えてやると、何とも言われぬ
戦慄が志津子の五体を苛んで熱病患者の様に
喘ぎ、ガタガタと身を震わしている。
未知の物を求めて其の手が空を掴んだ。

喜悦する女を抱きながら、彼女の狂い泣きを
楽しむように辰雄の指は数回の手淫で、
完全に成長した志津子の陰部とはいえ、
初めて割り込んでくる男の太い指に慄き、
其れだけが別の生き物の如く蠢き、
辰雄は指先の触覚を通じて男の本能を
いやが上にも掻き立てた。

「志津ちゃん・・・痛くない・・・」
「ウウン・・・いい・・・」
固く目を閉じた頭を両手で覆って、微かに振る。

「暫く、がまんしてね・・はじめだけ・・・
 痛そうだが・・・」
労らう辰雄も、労わられる志津子も、
乱れた吐息が荒々しい・・・
「ハァ・・・ハァ・・・フゥ・・・フゥ・・・」
  1. 小説・指先の詩(うた)
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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