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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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・利尻の淫乱女の半生。其の九

◇女体開眼(1)
利尻の女09-1
何とか成ると親方は言いましたが、頼りにする伝三さんが病気で、ただ衣食するだけの
暮らしは段々と苦しくなっていきました。

其の年の漁場の歩合金は、伝三さんが夏頃からロクに働いていませんから、
切り上げになっても、他の若い衆よりずーっと少なく、それに私の飯炊き女の稼ぎを
加えてもたかが知れていました。それを私は、お医者さんの言葉通り、
美味しい物を食べさせて一日も早く伝三さんに元気に成って貰おうと、
肉でも果実でもなんでも、栄養になる物は惜しげもなく買って食べさせました。
それに布団も、それまでは一組で間に合っていたのですが、
病気といっても二人が一つの床に寝ていると、どうしてもその気になるので、
伝三さんの分を新調して別々に寝ることにしました。

その外、一軒家を持つといろいろとお金が掛かって、越年仕事もせずに贅沢をして
居食をするのですから、行き詰るのは当然だったのです。

年が明けて翌年の三月頃には、私の懐の中には伝三さんの薬代が残るだけで、
明日の米を買う金も無くなってしまいました。米がなくなっても私だけは、
出面仕事の手間賃代わりにもらった馬鈴薯でも食っていれば間に合いますが、
病人の伝三さんはそんな訳にはいきません。さんざん考えた揚句に私は、
親方のところのおッ母様に頼んで見ようと思いました。

村では女達のことを「どこそこの嬶」とか「おッ母ァ」とか呼び捨てにしていましすが、
親方のところの内儀さんだけは「おッ母様」と呼んでいました。

おッ母様はまだ五十すぎの、若い頃はさぞ美人だったろうと思える。
上品で優しそうな人でしたが、下の病気とかで鶴のように痩せこけていました。

おッ母様は私が事情を話すと、
「若いのにおめぇ、病気の亭主持って苦労するなァー」と言って、
早速台所から風呂敷に米を包んで持って来て呉れました。

私は有難くて涙が零れそうでした。でも、その親切もただではない事が直ぐに分かりました。
おッ母様はお茶を入れてくれながら、
「なアー、その代りと言っちゃ悪いが、オラも利尻のおッ母ァに一つ頼みがあるんだがなアー」
と言います。

「おめえも村の人からいろいろ聞いてるべが、うちの親方は女好きで、
 オラがこんな体で相手できねぇもんだから、今日で三日も町の妾のとこさ泊まってるんだ。
 どうだべ、おめえ一遍親方の相手してくれねえべか?」
私はびっくりするよりも情けなくなって、今度こそ涙が出て返事も出来ませんでした。

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利尻の女09-2
「おめえだってもう生娘でもなし、そったらええ体して、亭主ァ病気で不自由してるんだべ。
 そんだら一遍親方さ抱かれてみれ。うちの親方ァ歳こそとってるが、
 女の扱い方ァ上手だし道具だって立派だから、ええ思いさせてもらえるど・・・」

私はふと母親と若い衆達の事や、母親と伝三さんの事、そして私と父親の事や
薬売りの男との事を思い出して、いつの間にかコクンとおッ母様の誘いに頷いていました。

(オラはどうせあんな両親の娘なんだし、もうよその男に一遍遣られたんだから・・・)
と、私はそんな自棄糞とも諦めともつかない気持から承知したのですが、それよりも、
「おめえがオラの言う事聞いてくれれば、
 これからは食う事や亭主の薬代はこっちで面倒見るど」と言う、
おッ母様の言葉が一番身にこたえ、結局はそれが私に最期の決心をさせたのでした。

私にとって食うのは勿論ですが、一月に一度、町の病院から貰って来る伝三さんの
薬代の心配が要らなくなると言う事は、何よりも魅力でした。
私は自分の体で出来る事ならば、伝三さんを達者にするために、
なんでもしょうと覚悟をきめたのです。

村で据え風呂のあるのは親方のところだけで、
村の人は交代で貰い風呂をしていましたが、その代り親方の家の台所仕事は、
村のおッ母ァ達がこれも交代で手伝っていました。

三日ほどして私の貰い風呂の番がくると、私は行李の底から一張羅の長襦袢をだして、
こっそりと風呂敷に包むと、伝三さんには親方の所の手伝いで遅くなると嘘をついて、
夜の九時頃に家を出ました。

その時分だと村のおッ母ァ達にも出会わないで済むと思ったからです。
風呂には一人だけおッ母ァが這入っていましたが、すぐに帰って行きました。
私はゆっくりと終い風呂につかり、湯舟から上がると壁に掛けてあった鏡に
自分の体を映してみました。私の体は自分でも惚れ惚れするほど女になっていました。
肌も脂が乗って白いと言うよりも少し黄色味がかって、
お湯が粒粒に成って滑り落ち、お乳も益々大きく膨らんで乳首も一回り大きくなった
感じでした。そして肝心な女の急所は、薄毛に囲まれて未だ娘みたいに綺麗な色をした
紅い割れ目が、少し開いて、上の端のサネが、伝三さんに弄られたせいか是も大きくなって、
割れ目から飛び出していました。
  1. あの日あの頃
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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