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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

柿田川慕情 。其の六

◇シーツについた赤い染み◇
柿田川慕情14
私はさらに、尻の穴まで舐めつくしてゆきました。
「いや、いやっ、やめてえっ」
妻は何度もそう叫びましたが、私はもう、すっかり混乱し、興奮しきっていました。
その柔らかさと圧倒的なボリュームの感触が、
むしろ私の方を引きずり込んでゆくような気配で迫ってきていたのです。

やがて恵美子は、声を上げて泣き出しました。
で、ようやく私も、我にかえりました。一体俺は、何をしていたんだ、と。
「ごめん・・・」
小さく震える妻の背中に向かって、そう呟きました。

しばらく沈黙が続きました。
私はもう、うつ伏せの侭の恵美子の横に座りこんで、
そっと背中を撫で続けるしかありません。

まもなく恵美子は泣き止みました。
そして突然起き上がり、何か思い詰めた様な目をして、私をじっと見つめてきました。
「ごめん」
うろたえて私は、同じ台詞を繰り返しました。
そして、つんと尖った紡錘形の乳房を、ちら、と見ました。

「ねえ。ほんとに、あたしのこと、愛してくれてる?」
「もちろんさ。一生大切にするよ」
「ほんとね?」
「うん。ぜったいだよ」
「ごめんなさい」
今度は恵美子の方が誤り、ちょっと気難しげな顔になり、
なんと私の股間に手を伸ばして来たのでした。

「ううっ!」
いきなりペニスを握られたその柔らかい掌の感触に、胸の中がヒヤリとしました。
巧く言えないのだけれど、なにか知らない処に迷い込んだような心地になったのです。

まだ十九歳の清純な女が、こんなことをするなんて・・・
その掌に、心の中を丸ごと包み込まれたような、そんな思わず涙ぐみそうな驚き・・・
普通なら、この女やっぱり処女ではないのか、と疑うところなのでしょうが、
その時の私はそんな迷いはまるでなく、心底俺は今処女の掌に握られている、
と言う感動の中にいました。しかも、其の後恵美子は、目を瞑り、
ゆっくりとペニスに顔を顔を被せてきました。
 
柿田川慕情15
私は、少し躊躇ってからその長い黒髪にそっと手を置きました。
恵美子はまず、舌先でチロチロと亀頭を舐めてきました。それからそろにとペニスの
胴を下から上に舐め、私のペニスがぶるっと身震いすると、あわてて顔を引きました。

「お願いだ。口の中に咥えてみてくれないか」
「怖い・・・」
「でも僕は、すごく気持ちいいんだ」
「ほんと?」
「うん」
「すごおく、気持ちいいのね」
「すごおく気持ちいいし。それに、すごおく嬉しいんだ」
「じゃあ、あたし、する」
「ありがとう。嬉しいよ」
生温かい口の中に、ペニスの頭が包み込まれていきました。
「もっと深く」
「うぐうっ」

一挙に根元まで飲み込んでしまいました。それは、恵美子のいさぎよさであり、
今にして思えば彼女なりの興奮を感じてもいたのでしょう。
その後の結婚生活の中でも恵美子は、フェラチオがとっても好きな女だったのです。

すぐに頭を上げ下げして、ペニスを刺激してきました。それはもう、女の本能であり、
彼女の資質でもあったのでしょう。上げ下げは、次第に激しくなってゆきました。
「はふう・・・」
ペニスを咥えながら、微かに喘ぐようすも見せ始めました。
若かった私は、忽ち射精の気配がやってきました。

慌てて恵美子の口からペニスを引き抜きました。
恵美子は、私の股の下のシーツに頬を埋め、ああ、と小さく呻きました。

こんどは私が、恵美子の秘唇に口をつけてゆく番でした。
何も言わなくとも恵美子はもう、大げさに恥らうことも、抗うこともしませんでした。
たっぷりと濡れそぼっていました。

ぽってりと膨らんだ肉丘の狭間に、淡い色の花びらが遠慮がちに覗いていました。
そこを二本の指で掻き分けると、鮮やかな紅色の粘膜がヌラヌラと光っていました。
ふうっ、と息を吹きかけると、可憐な花びらが、ぴくっ、と小さくひくついていました。
柿田川慕情16
抜けるように白い太股に手を置いて、ゆっくりと広げてゆきました。
秘唇の割れ目はそれほど広がりはしないが、肉丘に隠れていた花びらの小陰唇が、
ぷくっ、と顔をもたげました。そして、女のくさい匂いが、一層強く立ち昇ってきました。
潮っぽくて甘酸っぱい匂い。

中心の赤い粘膜をさらに押し広げて、舌先で濡れそぼりを掬いとると、
鉄のような苦味が混じっていました。
「ああん」
頭を傾けて恵美子は、か細く喘ぎました。愛しさが、こみ上げてきます。
会陰に舌を下ろしながら、また尻穴をちろりと舐めたりしました。

「いやん、恥ずかしい・・・」
「いいんだよ。夫婦なんだもの。気持ちいいだろう?」
「わかんない」
「そうかなあ。ほんとうは僕だって舐めて欲しいんだ。いつかきっと、舐めてくれるだろう?」
「そんな・・・ああ、どうしょう」
「夫婦になったんだもの。それが、あたりまえなんだよ」
「ああ、もう。あなたがそう言うんだったら、そうするわ、あたし」
「愛してるよ。ずっと君の事、大切にするから」
「ああ、あなた・・・」

信じられないかもしれないけど、私達はその後あと、
お互いの尻穴をむしゃぶり尽くすように舐めあったのです。
恵美子は処女の怖いもの知らずだったろうし、私の方は、
恵美子の体の余りにも生々しい女っぷりにたじろぎ、
半ばやけくそのような気分だったわけです。
しかし、最初の夜にそうやってお互いの体の隅々まで晒けあったせいか、
そのあと結婚生活で恵美子が女としてより成熟してゆく時間は、
他の女性よりも早かったのではないか、と思っています。

しかし直ぐに子供が生まれ、山梨へ工場長として赴任した後に、
やがてその会社が倒産し、私がその後を引き継ぐ形で代表者となって、
仕事と資金繰りに忙殺される日々が続き、結局私は、女としての悦びを
恵美子に味わい尽くさせて遣る事は出来なかったようです。
それが、悔やまれて成りません。申し訳ない、という思いと、私自身もっと、
恵美子の成熟した女体をとことん堪能しておくべだった、という思いと・・・。

初夜のシーツには、はっきりと処女の赤い印が落ちていました。恵美子は痛いとも
何も言わなかったけれど、きつく目をとじてキリキリ唇を噛み締めていました。
そしてその晩三度目の挿入の時には、はっきりと声を上げて喘ぎ続けました。

翌日は、街に出ないで、ずっと部屋に篭って抱き合っていました。
歩くと痛い、と恵美子は言いました。でもペニスを迎え入れるのは全然平気なの、
と顔を真っ赤にしてしがみついてくるのでした。

バスを降りて、柿田川の遊歩道を歩きながら私は独り微笑していました。
拾った五円玉のお陰で思い出せた、昔の恵美子。白い肌の笑顔と
柿田川の湧き水のように澄んだ瞳がなぜか新鮮に浮かんできたのでした。
END
  1. 別れても夫婦
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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