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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

亜紀子の中へ真珠を入れて。其の二

◇ホテルへ◇
真珠を入れて2-1
その事があってから、私は商売上の客をつれて時々その酒場へ出かける様になり、
店のホステスにとってみれば、私が彼女に気があって其の店に通って来るように
見えたのか、次第に私は亜紀子のお客のような形になった。

年が明けて未だ間もない「成人の日」の二、三日前の事、例のクラブへ出掛けると、
「ねえ、真珠の指輪だったら、幾ら位で買えるかしら?」
私の隣へ遣って来た亜紀子がビールを注ぎながら尋ねた。

「大きさとか台の種類によってピンからキリ迄あるからなあ」
「ピンは到底だめだけどキリなら・・・」
「アキちゃん、そんな心配しなくても、俺と一晩付き合って呉れたら、
 タダであげるんだけどなァ」

私はこの機会とばかり冗談半分に紛らわせて水を向けると、
「本当に?ねぇ、ワタシはいいわよ」と亜紀子は目を輝かせてきた。
「だったら話は早い、亜紀ちゃんの都合のいい時にそう言ってくれたら、
 オレの方はいつでも都合を付けるから」
亜紀子は返事の代わりに、ウインクを返してきた。

それから一週間ほどした週の半ばの夜、彼女のいる店へ出掛けて行くと、
亜紀子が近寄ってきて一番奥のボックス席へ連れて行かれた。
「ねぇ、期末のテストも終わったから、明日ならOKよ」と、小声で伝えた。
「明日なら何時でもええんか?」
「午後なら何時でも大丈夫だわ」

そこで二時に私鉄の駅の近くにある喫茶店で待ち合わせる約束をした。

嬉しくなった私は、その夜は彼女の為にチップを弾んで早々に退散した。

約束の時間に愛車を運転して喫茶店へ出掛けると、既に亜紀子は来ていた。
そっと近寄って声を掛けると、亜紀子は驚いたように顔を挙げ、
嬉しそうな笑顔で立ち上がった。

 
真珠を入れて1-2
店用の裾の長い衣装と違って、目の覚めるような真赤なセーターに黒い
ショートスカートがいかにも若々しい感じであった。
程々にして喫茶店を切り上げ、近くの駐車場に止めてあったクラウンに乗り込む。
助手席へ亜紀子を乗せ、夕闇の中を目的地へ向かった。

ホテルまでの二十分ほどの間、明子は休む事無く喋っていたが、
自動車道のインターが近づいて、ラブホテルの派手なネオンが見えてくると、
「メンスが近いから、私、気分が昂ぶってるの」
そんな事を言って一人で可笑しそうにいクックッと笑った。

「それじゃあ、ナマでしても大丈夫だね?」
「え?ナマって何よ?」
「何も付けずにオメコする事さ」
「まア、小父さんてメッチャ助平!」
「だって、助平だから亜紀ちゃんを誘ったんやろう?
 それに乗った君だって、助平じゃ無いのか?」
「ウ、フフ・・・」
亜紀子は笑いで誤魔化して、私の肩を叩く仕種を見せたが、
其れは今迄の亜紀子と違った一面が出て、俄に今風の娘に変身した感じだった。

一緒にホテルへ入って、出迎えたメイドと顔を合わせても、一向に恥ずかしがったり、
悪びれる様子もなく、男と来慣れて居るのかと思えば、そうでもないらしく、
壁面に大きな鏡が填め込まれた部屋の中を、物珍しげに見回したりしていた。

「先に風呂へ入るやろう?」
「さあ、どうしょうかなア・・・」
「これから裸の付き合いを始めるんだから、先ず手始めにお風呂へは入ろうや」
「そうね、良い子ぶってみても、直ぐばれちゃうんだから、そうしようか・・・」
私が服を脱ぎ始めると、亜紀子も、サッサとセーターを脱ぎに掛かった。

亜紀子の身体は、裸になると、外見通りの中肉中背で、肌の色はやや浅黒く、
胸の膨らみも程々で、恰好よくくびれた腰から下腹への線も綺麗で、
瑞々しい色気が漂っていたし、陰阜一面に生え揃った陰毛の両は目を瞠るばかりで、
タオルで前を押さえていても、その左右から外へ食み出して見えていた。

私たちの地方では、赤毛と陰毛の多い女は好色だというが、チラッと垣間見ただけで、
そんな事をおもいださせる程の見事な多毛オメコであった。
  1. 忘れえぬ人
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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