PV UU 現在の閲覧者数: /にほんブログ村 小説ブログ ロマンス小説へ
FC2ブログ

異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

14歳年下の女。シリーズⅢ其の一

Dr・知恵瑠の恋。其の一
Dr01Dr02
登場人物の紹介
主人公           柴田知恵瑠55歳(旧姓中田知恵瑠) 横浜生まれの
               横浜育ち。熊本県の過疎の村の診療所を振り出しに、
               現在は長崎県の離島に有る診療所の女医。
               島の住民は“知恵瑠先生”と呼ぶ。

知恵瑠の夫        柴田正義69歳。元中学校の教員で教え子の知恵瑠と再婚し、
               知恵瑠の良き理解者として今は、離島の診療所で
               事務を手伝っている。島の住民は今でも“柴田先生”と呼ぶ。 

知恵瑠の母        照代78歳。連れ合いは知恵瑠が10歳の時に離婚。
               以来女手一つで知恵瑠と弟の健一を育ててきた。

知恵瑠には人には言えない「性体験」があった。
其れは知恵瑠が小学6年生の時であった。

知恵瑠に取っては「曽祖父」に当たる圭三爺さんが亡くなって、
その通夜の晩、集まった30人程の親戚が、
通夜の客が途絶えた頃、「一眠りしよう」という事で、
二階の三室をぶち抜いて布団を敷き、
雑魚寝の様に寝付いた時であった。

知恵瑠は胸に重たさを感じて目を覚ましたのだ。
隣には母の妹(美代子)の夫(哲也)が眠っている。
その哲也の手が、未だ膨らみ掛かったばかりの知恵瑠の乳房の上に有った。

「いやらしいお兄ちゃん(知恵瑠は叔母で有る美代子を、
お姉ちゃんと呼び、哲也をお兄ちゃんと呼んでいた。
「手を退かしてよ」と心の中で思いはしたが、声に出しては言えなかった。

哲也からは鼾も聞こえ「わざと遣っている」様には思えなかったので、
ここで騒いで恥をかかせては、と六年生乍気を使う女の子であった。

身体を横向きにして、哲也の手をそっと払い退けるだけだった。
そして眠りに付こうとしたホンの数分の後、又しても哲也の手が
伸びて来た。
今度は大胆にも横向きに成った雪乃の尻の辺りに 触れてくるのだ。
そしてパジャマのズボンのゴムに手を掛けて来るではないか。

知恵瑠は身体をずらして逃げようとしたが
隣には弟の健一がピッタリ寝ていて身動きが出来ない。
その内に哲也の手はパジャマの中に入りパンツ越しに雪乃の尻を
触って来るのだ。

「辞めてよ」と小声で哲也に向けて言うと動きは辞めたが、
手は尻に触った侭である。
「声を出すわよ」と再び咎めると哲也は手を引いた。
其れからは知恵瑠は一睡も出来なかった。
そして朝に成って気付いた事はパンツに薄っすらと染みが出来ていた。
哲也の行為に知恵瑠は濡れて仕舞ったのだ。
関連記事
  1. 未分類
  2. / trackback:1
  3. / comment:1
  4. [ edit ]

14歳年下の女。シリーズⅢ其の二

Dr・知恵瑠の恋。其の二
Dr05
知恵瑠の母が学校を訪れたのは4時限目が終る直前であった。
廊下で授業の終るまで、待っていた母の耳に、
「知恵瑠のお母さんですね、もうじき授業も終ります、
 校長室を案内しますから、其処で暫く待ってて下さい。
 校長が是非お母さんに会いたいと言ってますから」と
柴田は知恵瑠の母、照代を校長室に案内した。

柴田は照代を校長室に有る応接間に案内し、
「私はホームルームが有りますので15分程経ったら、
 知恵瑠を連れて此処に来ます。
 校長も其れまでには来るでしょうから、コーヒーでも飲んで待っていて下さい」
と備え付けのコーヒーメーカで温かいコーヒーを造ってテーブルの上に置いた。

終業のチャイムが鳴って、校内が慌しく成り、廊下を駆け回る音と
生徒達の笑い声や、ふざけ合う声がこだまして来る。

知恵瑠と柴田、そして校長が連れ立って応接間に現れた。

「私が校長の坂本です、知恵瑠さんの事は柴田先生から聞かされてます
 当校一の秀才の誕生で、私も期待して居ったのです。
 医学部へ進みたいとの事、将来の事も確り見据えて居られる様で、
 頼もしい限りです、お母さんも大変でしょうが、学費等の事は心配
 なさらずに、知恵瑠さんを応援して遣って下さい」

「知恵瑠の母で御座います、何時も何時も知恵瑠に目を掛けて下さって
 有り難う御座います。医者に成りたいと聞かされたときはビックリしました。
 出来る事なら娘の夢を実現させてやりたいと思います、宜しくご指導
 して遣って下さい。」

「お母さん大丈夫ですよ、知恵瑠程の成績が取れる子なら、手立ては幾らでも有ります。
 私が調べた範囲で、二つ程プランを立てて見ました。
 一つ目は、国立大学の医学部を目指して行くコースで、
 県立○○高校を目指し、東大か横浜国大の医学部を目指す。
 二つ目は、私立医科大学系列の高校からストレートで行くコースで
 市内に有る聖○○大学の付属高校に入り大学までの奨学金制度を受けるコース等です。        
 これ等を参考にして、知恵瑠とジックリ相談してください。
 お宅の家庭の事情は一応聞いては居ますが「母子家庭」で有る事が決して
 ハンディーには成りません。知恵瑠の夢を実現させて上げましょうよ」
関連記事
  1. 未分類
  2. / trackback:1
  3. / comment:0
  4. [ edit ]

14歳年下の女。シリーズⅢ其の三

Dr・知恵瑠の恋。其の三
Dr08
今日は、知恵瑠の高校入試の合格発表の日で有る。
幾ら学年一の成績と言っても受験は別物である。
国語、社会、英語には自信が有ったが、
理数系に一抹の不安が有った知恵瑠は朝から落ち着かない。

柴田から電話が有り、受験校の最寄り駅で待ち合わせしょう、という事に成った。
知恵瑠の家からは地下鉄と私鉄電車を乗り継いで横浜市の郊外に有る駅までは、
約一時間程の処にある、合格すれば毎日通うことに成るのだ。

駅で待つ事10分程で柴田はやってきた。

「如何だ自信の程は」

「理数系が今一かな、と思ってドキドキしてます」

「まあ合格は間違い無いだろうけど、奨学金がもらえる得点まで行くかだな。
 上位10位以内に入れば奨学金は貰えるからな」

発表会場は講堂の中で行われ、合格者はそのまま業務課に行って、
入学手続きをする事に成っている、学費等は一週間以内に納める様にとの
事が案内掲示板に書かれて居た。

発表は受験番号と得点が上位から張り出されていた。
知恵瑠は500点満点で480点で上から5番目に位置していた。

「先生やりました!嬉しい!!」

知恵瑠は全身で喜びを表して柴田に抱きつき、そして泣き出してしまった。

「良かったな、是で夢に一歩近づいた訳だ。
 早速入学手続きしてこよう、金も用意して来て有るからな」

知恵瑠と柴田はひと通りの入学手続きを済ませ、教科書を渡されて学校を後にした。
駅前の喫茶店でコーヒーでも飲んで行くか、
との柴田の言葉に頷いて二人は喫茶店に入った。
関連記事
  1. 未分類
  2. / trackback:1
  3. / comment:0
  4. [ edit ]

14歳年下の女。シリーズⅢ其の四

Dr・知恵瑠の恋。其の四
Dr11
高校生活最後の夏休みの日、50通目の手紙が知恵瑠から柴田の元に届いた。

先生夏休み如何お過ごしですか。
50通目の記念すべきお手紙を書きます。

高校生活最後の夏休みです。私は8月14日で18歳に成りました。
先生は私の事何時までも子供だと思って居るでしょう?
でも私はもう大人です。18禁の映画やアダルト本も堂々と読める年齢に成ったのです。

私の事を大人の女として見て欲しいです。
正直に言います。私は先生が好きです、私は男を知りません、未だ処女です。
でも私の身体は乳房も陰毛も並みの女性には負けません。
私の純潔は先生に抱かれるまでは守り通します。他の男には指一本触れさせません。

先日伊勢佐木通りの「一六地蔵のご縁日」に私は友達数人と歩いて居りました。
其処で浴衣姿の先生ご夫妻を、お見かけ致しました。
お二人で「植木鉢」をぶら下げて、仲良そうに寄り添って歩いて居ましたね。
私は何故か悪いものでも見てしまった様な気持ちに成って友達に隠れるように、
すれ違ったのです、先生も私には気付かなかった様で其の侭去って行かれました。

あの日の夜、布団に入っても、今頃先生は奥様と抱き合って、
セックスしているのだろうかとの妄想に取り付かれ、
イライラして中々寝付かれませんでした。
私は奥様に嫉妬して居りました。
そして気付けば、私の指はアソコに触れてオナニーしていたのです。
こんな女は嫌いですか。でも私の事を見捨てないで下さい。

私は先生との約束した「夢を実現」するまでは我慢します。
大学を卒業して医師免許を取った暁には私を抱いてください。
私は先生が大好きです、愛しています。      知恵瑠より
関連記事
  1. 未分類
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]

14歳年下の女。シリーズⅢ其の五

Dr・知恵瑠の恋。其の五
Dr14
健一の怪我に寄る入院は二度に渡る手術と、リハビリ期間を含めて三ヶ月を要した。
松葉杖を使っての自力走行が出来る様になるまでが半年、
外出の時は、車椅子が当分必要となり、学校も半年間休学する事となった。
母親もパートを辞めて健一の看病しなければならず、
生活費の困窮も目前の課題となってきた。

こんな時ににも親身に成って相談に乗って呉れるのは柴田しか居ない。
当時柴田は、県立高校へ転勤していて、住まいも茅ヶ崎市に引っ越して居た。

知恵瑠は柴田の住まいを訪ねた。
事の経緯を一通り聞いた処で柴田は言った。
「うぅ知恵瑠も大変な荷物を背負ったな、
 後一年経てば大学卒の資格だけでも取れるのにな。
 今大学を辞めてしまえば、高卒としての資格しか残らないもな。
 奨学金の債務も残るし、色々大変なことを処理していかなくては成らなくなるぞ。
 大卒の資格はお前ぐらいの頭が有れば資格認定試験でカバー出来るだろうが
 金の問題は今後の負担に成るよな。今の大学の教授とも相談してご覧。
 今俺が考えられることは、一先ず大学は休学扱いとして貰い、
 何年か後に3年か4年に編入させて貰って復学する事だな」

「ゼミの教授にも相談してみますが、そんな事が出来るのでしょうか」

「そう言う例は結構ある筈だよ、特に成績の優秀な人間は大学でも
 将来の教授候補などに「唾」を付けて置くためにも、学籍は其の侭にして
 外国留学や他の大学への国内留学とか、民間企業への研究開発要員として
 人材派遣をして居る例もある、それらは殆どが大学院生だけどな」

「一つサンプルリングしてみようか、知恵瑠の夢を将来に渡って叶える為にも、
 保健師に成ると言うのは如何だ、其れとあわせて地方公務員試験の二種
 を取ると良いよ、そして保健所や養護施設などで老人や障害者の介護の現場
 を経験する事は決して無駄な事ではないしな」

「何れにしても今の状況では、
 弟さんが退院してきてから、家に居る事になれば
 その介護のためにお母さんは働け成るよな、
 お母さんに変わって、知恵瑠が家族を養って行かなくては成らないから、
 先ず働く所を見つけなければな」
関連記事
  1. 未分類
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]

14歳年下の女。シリーズⅢ其の六

Dr・知恵瑠の恋。其の六
Dr17
芳子の三回忌(死亡してから二年目の命日)も済ませ。
知恵瑠が大学を無事卒業したのを記に、柴田は知恵瑠を入籍し正式な夫婦と成った。
結婚式や披露宴も無く、二人で区役所に出向き婚姻届を提出したのだ。

中学三年、15歳で担任教師で有った柴田に恋心を抱いて、34歳に成った今、
19年間思い続けた「知恵瑠の恋」もやっと成就したのである。

医者に成る為には医科大学を卒業し医師免許試験に合格し、
後二年間の研修医となって、専攻する技術を習得し、医者として自立出来るのだ。

知恵瑠が研修医として派遣された病院は、大学と提携関係に有る、
佐原病院と言う中規模な総合病院で有った。
指導医は35歳の中村武雄と言い、大学の先輩に当たる。
そして大学時代の同級生で有った加藤聡子が外科医として勤務していた。

佐藤病院での研修医期間も無事に過ごし、晴れて医師となった後も37歳まで、
佐原病院の勤務医として勤めた。

知恵瑠は37歳の時長男一樹を生み、40歳の時には二卵性の双子を出産し、
長女は綾乃と名付け、次男は義治と名付けた。

そして42歳の「ママさん先生知恵瑠」は、
内科、小児科の専門医として、克って保健所時代に取得した、
保健師、助産婦、保育士、の経験を生かすべく、僻地医療の現場に、
夫柴田正義と三人の子供を引き連れて旅立とうとしている。

34歳で医師免許を取得した柴田知恵瑠は、
その後8年間横浜の「佐原病院」で「小児科・内科」の医師として勤務し、
実務経験を積んだ。
夫の柴田正義が35年の教員生活を「退職」、医療事務の資格を取得したのを
機会に、少女時代から描いていた「僻地医療」に後半生を託す決心をしたのだ。
関連記事
  1. 未分類
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]

NEW ENTRY  | BLOG TOP |  OLD ENTRY

プロフィール

アヤメ草

Author:アヤメ草
FC2ブログへようこそ!管理人の
アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

カレンダー

05 | 2012/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

フリーエリア

検索フォーム

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

« 2012 06  »
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


.