暗い過去を背負った継母。其の二
◇名誉あるプロポーズ
「さあ、このでっかいオッパイを下から眺めて遣ってごらんよ。極楽だよ」
「おおおおおーっ、久々のこの感触!夢のようだよっ」
私と男はグッサリと根元まで嵌まりあいました。勃起は見事、私の胎奥を深々と
刺し貫いていたのです。男の感激は並大抵ではありませんでした。
「インポ同様のオレに、こんなに誠意を示してくれたのは君が初めてだよ。ああ・・・」
デカパイをワサワサ揺すり立てながら私は腰を振り回しました。
男の視線はもちろん、たくさんの男たちを感涙させた巨乳に釘付けでした。
「あんたは立派な男だよ。硬くて逞しくて本当に男らしいよ」
男の上で腰を回しながら、私は男を褒めちぎってやりました。
半分はお世辞でしたが、半分は本音でした。
売春婦と客のあいだでも相性というのがあって、
私と其の男は肌合いがピッタリだったのです。
私も久し振りに本気を出しました。
「ステキよ、お客さん!そうそうよ、もっと突き上げてっ」
太ぶととした亀頭に子宮口を抉られ、私は商売を忘れた叫び声を上げていました。
またたく間に全身に快美が満ち溢れました。こんな事は私にとっても稀でした。
男と寝る事はあくまでも商売、其の度に快感に浸っていては身が持ちません。
感じる演技はお手のものでしたが、この時の私は心底本気でした。
男の歓びが私に伝わってきたせいかもしれません。
私は気合を入れて腰をグラインドしていました。
「うおおおーっ、き、来たよっ、エリねえさん、もう根元まで込み上げてきてる!」
「私もよ、お客さん!私をこんな乙な気分にして、あんたってホント悪い人っ」
アクメの予兆に私は胴震いしていました。玄人とはいえ、私だって生身の女です。
商売っ気を抜きにして、セックスに没頭すればたまにはイク事もあるのでした。
「あああーっ、イクぅ、イッちゃうよォ、ひーっ・・・」
「オレも出すぞ、おおー、たんまり出る、えおっ」
私と男は絶頂に達するタイミングまでいっしょでした。私がプロとして恥ずかしいほど
気をイカせた瞬間、男も半インポから奇跡の復活を遂げたのです。
「よかった、君に会えて本当によかったよ、エリねえさん」
「ふふふ、歓んでもらえて何よりだわ。私も久し振りに女に戻ったカンジよ」
「また来るよ。また会ってくれるね」
「うふっ、もちろんよ。いつでも待ってる・・・
でも、そう言って二度と来てくれないお客さんが多いのよね」
しかし、その男、三島幸一は一週間も経たない内に再び私を訪ねてきました。
こうして三島は私のお得意さんになったのです。いいえ、そればかりではありませんでした。
「エリねえさんと居る時が一番ホッとするよ。他の女ではこうはいかない。
たぶん、他の女を相手にしても、オレのモノは勃たないんじゃないかな」
「そう言われると女冥利に尽きるわね。私も三島さんが来てくれるのが楽しみなの」
何度か行為を重ねるうち、三島はセックスだけではなくなく身の上話をするように成りました。
彼はある大学病院の医師であり、少しまえに奥さんをガンで亡くしてからは、
十七歳になる息子とふたり暮らしをしていると言うことでした。
「息子は難しい年齢でね、オレの言う事は何も聞いてくれない。奴が何を考えているのか、
さっぱり分からないんだ。息子はオレとは正反対の人間でね」
三島は、決して幸せな境遇ではありませんでした。
「息子は我が道を行くタイプの男なんだ。オレとはちがう。
オレは、親の敷いたレールの上を歩いてきた人間だから」
三島の父親は開業医で、両親とも厳格だったそうです。当然、両親は三島が医師に
なることを望み、大学から結婚相手まで決めてしまったらしいのです。
「そんな親に、オレは何一つ逆らえなかった。
何でも自分の思い通りする息子とは大違いさ。
そんな息子をオレは持て余すと同時に、羨ましいと思ってるんだ」
「三島さんも、これからは好きなように生きればいいじゃないの。
お父様もお母様も、もう亡くなっているんでしょ。
奥さんが亡くなったのは気の毒だけど、それも転機だと思えばいいのよ。
三島さんの人生はまだこれから、やり直しはきくわ」
私は自分に言って聞かせるように三島を慰めました。
「うん、オレもそう思ってる。
なあ、エリねえさん、オレと一緒に人生をやり直してくれないか?
こぶつきヤモメのところに嫁に来てくれないかなぁ」
三島は驚くべき事を言ったのです。売春婦の私に結婚を申し込んだ男など、
三島が初めてでした。私はしばし絶句しました。しかし三島はとても真剣でした。
「オレは君より一回り以上も年が上だし、ぐうたら息子まで居る。
でも、オレのところに来て欲しい。こんどこそオレはオレの思ったように生きたいんだ。
そのためには、エリねえさんはどうしても必要なんだ。結婚してくれよ」
「だ、だって私はこんな女。あなたは地位も名誉もあるお医者様じゃないの」
その時これからの人生を考えていたのは私も同じでした。願ってもない話でしたが、
立場のちがいを思えばおいそれと頷ける申し出ではありませんでした。
「身分がちがう、なんて古臭い事を言わないでくれよ。
君の商売の事はオレ以外に誰も知らない事だ。
大丈夫、君とオレならきっと上手くやっていけるよ」
二の足を踏んでいた私ですが、次第に三島の熱意にほだされていったのです。
「さあ、このでっかいオッパイを下から眺めて遣ってごらんよ。極楽だよ」
「おおおおおーっ、久々のこの感触!夢のようだよっ」
私と男はグッサリと根元まで嵌まりあいました。勃起は見事、私の胎奥を深々と
刺し貫いていたのです。男の感激は並大抵ではありませんでした。
「インポ同様のオレに、こんなに誠意を示してくれたのは君が初めてだよ。ああ・・・」
デカパイをワサワサ揺すり立てながら私は腰を振り回しました。
男の視線はもちろん、たくさんの男たちを感涙させた巨乳に釘付けでした。
「あんたは立派な男だよ。硬くて逞しくて本当に男らしいよ」
男の上で腰を回しながら、私は男を褒めちぎってやりました。
半分はお世辞でしたが、半分は本音でした。
売春婦と客のあいだでも相性というのがあって、
私と其の男は肌合いがピッタリだったのです。
私も久し振りに本気を出しました。
「ステキよ、お客さん!そうそうよ、もっと突き上げてっ」
太ぶととした亀頭に子宮口を抉られ、私は商売を忘れた叫び声を上げていました。
またたく間に全身に快美が満ち溢れました。こんな事は私にとっても稀でした。
男と寝る事はあくまでも商売、其の度に快感に浸っていては身が持ちません。
感じる演技はお手のものでしたが、この時の私は心底本気でした。
男の歓びが私に伝わってきたせいかもしれません。
私は気合を入れて腰をグラインドしていました。
「うおおおーっ、き、来たよっ、エリねえさん、もう根元まで込み上げてきてる!」
「私もよ、お客さん!私をこんな乙な気分にして、あんたってホント悪い人っ」
アクメの予兆に私は胴震いしていました。玄人とはいえ、私だって生身の女です。
商売っ気を抜きにして、セックスに没頭すればたまにはイク事もあるのでした。
「あああーっ、イクぅ、イッちゃうよォ、ひーっ・・・」
「オレも出すぞ、おおー、たんまり出る、えおっ」
私と男は絶頂に達するタイミングまでいっしょでした。私がプロとして恥ずかしいほど
気をイカせた瞬間、男も半インポから奇跡の復活を遂げたのです。
「よかった、君に会えて本当によかったよ、エリねえさん」
「ふふふ、歓んでもらえて何よりだわ。私も久し振りに女に戻ったカンジよ」
「また来るよ。また会ってくれるね」
「うふっ、もちろんよ。いつでも待ってる・・・
でも、そう言って二度と来てくれないお客さんが多いのよね」
しかし、その男、三島幸一は一週間も経たない内に再び私を訪ねてきました。
こうして三島は私のお得意さんになったのです。いいえ、そればかりではありませんでした。
「エリねえさんと居る時が一番ホッとするよ。他の女ではこうはいかない。
たぶん、他の女を相手にしても、オレのモノは勃たないんじゃないかな」
「そう言われると女冥利に尽きるわね。私も三島さんが来てくれるのが楽しみなの」
何度か行為を重ねるうち、三島はセックスだけではなくなく身の上話をするように成りました。
彼はある大学病院の医師であり、少しまえに奥さんをガンで亡くしてからは、
十七歳になる息子とふたり暮らしをしていると言うことでした。
「息子は難しい年齢でね、オレの言う事は何も聞いてくれない。奴が何を考えているのか、
さっぱり分からないんだ。息子はオレとは正反対の人間でね」
三島は、決して幸せな境遇ではありませんでした。
「息子は我が道を行くタイプの男なんだ。オレとはちがう。
オレは、親の敷いたレールの上を歩いてきた人間だから」
三島の父親は開業医で、両親とも厳格だったそうです。当然、両親は三島が医師に
なることを望み、大学から結婚相手まで決めてしまったらしいのです。
「そんな親に、オレは何一つ逆らえなかった。
何でも自分の思い通りする息子とは大違いさ。
そんな息子をオレは持て余すと同時に、羨ましいと思ってるんだ」
「三島さんも、これからは好きなように生きればいいじゃないの。
お父様もお母様も、もう亡くなっているんでしょ。
奥さんが亡くなったのは気の毒だけど、それも転機だと思えばいいのよ。
三島さんの人生はまだこれから、やり直しはきくわ」
私は自分に言って聞かせるように三島を慰めました。
「うん、オレもそう思ってる。
なあ、エリねえさん、オレと一緒に人生をやり直してくれないか?
こぶつきヤモメのところに嫁に来てくれないかなぁ」
三島は驚くべき事を言ったのです。売春婦の私に結婚を申し込んだ男など、
三島が初めてでした。私はしばし絶句しました。しかし三島はとても真剣でした。
「オレは君より一回り以上も年が上だし、ぐうたら息子まで居る。
でも、オレのところに来て欲しい。こんどこそオレはオレの思ったように生きたいんだ。
そのためには、エリねえさんはどうしても必要なんだ。結婚してくれよ」
「だ、だって私はこんな女。あなたは地位も名誉もあるお医者様じゃないの」
その時これからの人生を考えていたのは私も同じでした。願ってもない話でしたが、
立場のちがいを思えばおいそれと頷ける申し出ではありませんでした。
「身分がちがう、なんて古臭い事を言わないでくれよ。
君の商売の事はオレ以外に誰も知らない事だ。
大丈夫、君とオレならきっと上手くやっていけるよ」
二の足を踏んでいた私ですが、次第に三島の熱意にほだされていったのです。
- 近親者との性体験
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プロフィール
Author:アヤメ草
FC2ブログへようこそ!管理人の
アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。
私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。
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